Maclife 5/MACLIFE05-No-85-1995.ISO.7z/MACLIFE05-No-85.ISO/FreeWare/MACUSL/家計簿 v0.92.cpt/マニュアル/3.第三章

Text File | 1995-06-18 | 3KB | 61 lines

第三章　操作説明　家計簿集計スタック編

一、　月単位の集計及び生データの表示
『家計簿スタック』の現在のバージョンでは『家計簿スタック』での『繰越』
処理の際に月単位の集計は行なわれ、その結果及び実際の金銭の収入・支出の
記録が『家計簿集計スタック』に保持されます。

月単位の集計結果が表示されているカードの『生データ』ボタンをクリックす
ると、実際の金銭の収入・支出の記録が表示されます。再度クリックすれば集
計結果が表示されます。生データを表示しているフィールドにはロックをかけ
ていませんので、直接修正することが可能です。生データを修正した後、『再
集計』ボタンをクリックすれば集計をやり直します。

『詳細集計』ボタンで細目単位の集計を行うことができます。『詳細集計』の
結果はテキストファイルとして出力されます。グラフ化などが必要な場合は、
このデータを表計算ソフトに読み込んで、グラフ化して下さい。

ゴミ箱アイコンのボタンはカード削除です。

二、長期集計
『長期集計』カードの『集計』ボタンで、『家計簿集計スタック』に保持され
ている月単位の集計データを利用して複数月にわたる集計を行ないます。ボタ
ンをクリックすると何カ月分の集計を行なうかを聞いてきますので、適切な数
を答えて下さい。デフォルトは『家計簿集計スタック』に集計データが保持さ
れている月数です。

『長期詳細集計』ボタンで細目単位の集計を行うことができます。『長期詳細
集計』の結果はテキストファイルとして出力されます。グラフ化などが必要な
場合は、このデータを表計算ソフトに読み込んで、グラフ化して下さい。

三、予算作成
『長期集計カード』の次のカードが『予算作成カード』です。
『平均計算』ボタンをクリックすると、直前に行なわれた長期集計の結果を元
に一月単位の支出の項目ごとの平均額を計算します。それを見ながら、各項目
ごとの予算額を決めて下さい。『予算合計』ボタンをクリックすれば項目ごと
の予算額の合計が『合計』欄に表示されます。『合計』欄の右にある右向きの
矢印ボタンをクリックすると、予算合計の１２倍がその右側のフィールドに表
示されます。つまり、それが『予算年額』ということになるわけです。その下
に並んでいる６つの矢印ボタンも同様の機能です。『貯蓄目標（月額）』と
『貯蓄目標（年額）』、『特別支出（半年）』と『特別支出（年額）』、『月
収』と『年収総計』を、それぞれ矢印の根元の方にある金額を元に先にある方
の金額を計算します。なお、『月収』と『年収総計』の計算についてはボーナ
スの関係がありますので、ボーナスを含めて年収が月収の何カ月分に該当する
かを矢印ボタンの下のフィールドに入力して下さい。例えば、ボーナスが夏２
カ月分、冬３カ月分であれば、１２＋２＋３＝１７ですから、「17」と入力し
ます。左側の『貯蓄目標（年額）』、『特別支出（半年）』、『月収』は単に
フィールドに記載された文字列ですが、右側の『予算年額』、『貯蓄目標（年
額）』、『特別支出（年額）』、『年収総計』はボタンになっています。いず
れかのボタンをクリックすると、「予算年額＋貯蓄目標（年額）＋特別支出
（年額）＝年収総計」という式を満たすように、他の３つの数値からボタンが
クリックされた数値を計算します。矢印ボタンやこれらのボタンを利用して適
切な予算を立てたら、『予算転送』ボタンで予算額を家計簿スタックに転送し
て下さい。

四、検索
『予算作成カード』の次が『検索カード』です。使い方は『家計簿スタック』
の『検索』とほぼ同じですが、検索を行なう年月の範囲を指定する点が違いま
す。『検索』ボタンをクリックすると『家計簿集計スタック』に保持されてい
る生データの中から検索文字列を含む行を探して、上部のフィールドにコピー
します。